子供のメディア依存とどう向き合うか ②
前回は子供がメディア依存に陥ってしまう原因について書かせていただきました。
今日は実際にメディア依存をどうしたら克服できるか、という話をしていきたいと思います。
まずメディア依存は年齢が低ければ低い程、改善しやすいです。(小さいほど心が柔軟なため)
思春期になっても克服は可能ですが、小さい子と比較すると、やはり時間がかかるし一筋縄ではいかない場合もありますが可能です。
しかし本気で克服を考える場合は、親も長期的に根気強く向き合うなど、それなりの覚悟が必要になってくるかと思われます。
メディア依存やゲーム依存の直し方
第一段階
親も子供が夢中になっているメディアやゲームを一緒に楽しむ
前回、一切のゲームやメディアを取り上げることはかえって逆効果であるということを書きました。心のエネルギーが確保できるものを、ゲームやメディア以外に広げていくためにはその子の興味を否定せず一緒にその世界を共有したいという思いを示すことが大切であると思います。
子供は自分の興味あることに関心を持ってもらえるとすごく喜びます。
自分の嗜好を受け入れてもらえたという喜びが、最初の段階の心のエネルギーになります。
一緒にそのメディアやゲームを楽しんだり、それに関する話を意識的にしていく中で、どんどん今まで以上に話もしてくれるようになると思います。
この段階で「この時間までね」といったら、素直に応じてくれるようになることも実は沢山あるます。年齢が低ければ特にそうです。
第二段階
「楽しいね」「おもしろいね」といった感情を言葉にして、思いを共有するように意識してみる
ゲームを一緒にしたり、メディアを一緒に楽しむ中で、重要なのは、ゲームやメディアを一緒にやることで「これはたのしかったね」「うれしかったね」「くやしいね「今のはかなしいね」などといった感情体験を親子で共有するために、親が口に出して伝えることです。
依存症に陥っているという時は、情動的にも感情的にも飢餓を感じているとも言えます。
なので、ゲームやメディアの一場面を見て一緒に大笑いするようなことが、本当は1番心の栄養になるのです。
ゲームでしたら、一緒にやって共に感じた達成感を言葉にして表現するのもいいと思います。
第三段階
ゲームの世界やメディアの世界をアナログの世界で共有しようとする
次の段階は、実際にメディアやゲームの楽しみをアナログの楽しみに変換させて一緒に楽しむ事です。これは結構手間に感じると思われますが、とても大切なプロセスなので、ぜひ色々と試して見てください
年齢が低ければ
ポケモンの図鑑を絵で描いて一緒に作ったり
マイクラだったら、実際にポーションを絵の具で色水を作ってみたり
ゲームのグッズのをお店屋さんごっこで売ってみたり
年齢が思春期だったら
実際にそのメディアをまねしてYouTube配信の真似事をしてみたり(あくまでも例です)
その子によって、何がヒットするか分かりませんが、この思いを形にして遊ぶ遊びを一緒にすることが、その子の大きな心のエネルギーになるのです。
こういった関わりを意識して行っていくと、本当にその子が求めていたものはゲームやメデイア単体でなく、自分が好きなものを通した他者との心の交流や、自分が能動的に動いて成し遂げる達成感であったということが実感できるのではないかと思われます。
第三段階まで行く事ができれば、そこから徐々にゲームやメディアよりも楽しい交流や、できごとが他にあるということ子供自身が知り、心のエネルギー源を新たに確保できるようになっているはずです。
その段階まで来て、自然にゲームやメディアと付き合いがコントロールできるようになれば何よりですが、あまり目にみえて改善が見られないときは、この時に初めて真剣に向き合って、その子のことをすごく大切に思っている事を強調した上で「これぐらいコントロールした方がいいと思ってる」など、守ってほしいと親御さんが考える約束事について話をします。
その頃にはおそらく「親が自分の楽しみを理解してくれようとした」という無意識の喜びから、以前と違って本人も努力して改善しようという意識になるはずです。
いま述べたことは、正直実践が難しいと感じるのではないかと思いますが、こうやって再び違った形で手をかけることが、必ずその子の心エネルギーとなるのではないかと思われます。
場合によってはとても時間がかかる可能性もありますが決して焦らず。
その子を理解したいという真剣な思いで寄り添う覚悟を持った時、今までときっと少しずつ変わるものが見えてくるかと思います。
一番大切なことは月並みの表現になってしまいますが
親子の関わりの中で心を満たす
それこそが子供が一番求めてやまないことであると思います。
子供のメディア依存とどう向き合うか?
日々子育てをしていると
どうしてもテレビやYouTube
スマホとの付き合いは避けて通れないものと
なりますよね。
私も家事の合間に子供にテレビを見せています。
夏休みもテレビ見放題、ゲームやり放題😂
よくないこととは分かりつつ
やることないと見せてしまう。
今の世の中においては
半分仕方のないことかもしれない。
と半ば自分に言い訳しながら
諦めている節もある今日この頃です。
私個人としてはメディアとの付き合いが
子供の中でうまくコントロールできるのなら
そこまで目くじらを立てなる必要は
特にないのではないかと思っています。
しかし、これがもし制限をかけられなくなってしまったとしたらどうでしょうか。
健康センターの相談でも
「YouTubeを見せないと、怒り出します」
「こどものゲーム依存で悩んでいます。」
という相談が聞かれることがあります。
YouTubeを見せないと癇癪を起こす。
携帯電話の充電が切れていると、大暴れする。
ゲームをやめられない
こういった症状が出ているとしたら
依存症になっている可能性が高いです。
依存症と、そうでないことの違いは
一体どういったことかというと
まず依存症でない場合
メディアやゲームに触れることを
単なる楽しみと捉えており
特にそれと触れる事ができなくなっても
平気である一方で
依存症の場合は
ゲームやメディアがないと
心の平穏が乱され
落ち着かず苦しくなってしまう
ということにおいて、大きな違いがあるかと思われます。
実際には、その渦中にある子供たちも
そこから抜け出したいはずなのです。
だって、メディアやゲームに人生が支配されているから。
それってとても苦しいですよね。
なぜそうなってしまうかというと
ゲームやメディアを
心のエネルギーの供給源としてしまう
からなんです。
日々私たちは生まれてからずっと
何らかの形で、心にエネルギーを補充しながら
生きています。
親からの温かい眼差しや、何気ない会話
友達との交流や
一緒に遊ぶことで得る充足感
自分を見てもらっているという安心感
そういったものが心のエネルギーとして
蓄えられているのです。
これらはご飯と同様
人間に必要不可欠なものであり
これらのエネルギーがないと
健全に生きていけないくらい
大切なものなのです。
実際、友達関係や外的な様々な事が
うまくいかないことをきっかけに
依存症を発症するケースが
思春期に多く見られるのは
心のエネルギーをどこからも
供給できなくなった結果
ゲームやメディアというもの以外に
心のエネルギー源を確保できなくなった
結果のことであると思われます。
子供がメディア依存のようになってしまうと
親御さんは心配や焦りから
一切のメディアやゲームを禁止するという手段
を取ることも少なくないと思います。
しかしこのことは逆効果と言えます。
なぜなら、心のエネルギー供給が
途絶えてしまうから
依存症になってしまうということは
それ以外の心のエネルギーの供給を
確保できるものがないが故のことであるため
極端な場合は、その子にとっては
大袈裟でなく、心の生存に関わる事態に
なってしまうのです。
そんな状態の子から単に、
依存対象を取り上げるというような形で
対処しようとすると
根本原因が改善されていないため
また違う依存対象を見つけて繰り返すという
結果になりがちなのです。
ならばどうしたらいいのでしょうか。
ゲーム依存、メディア依存は
単にゲームやメデイアが好で陥るのでなく
他のところに、心のエネルギーの供給源を
確保できないために、起こることだとしたら
すなわち
違うものを心のエネルギーの供給源にできれば
徐々に依存症は治るのです。
こういうことを書くと
「私は子供に精一杯尽くしてきたのに」
と思う親御さんもいると思います。
しかしここで重要なのはあくまでも
心のエネルギーは特に親子関係においては
その子が求めているものに対して
親が答えてくれたその子が心から実感できる
「応答性のあるコミュニケーションと安心感」
のなかでしか補充されないという
特徴があるということです。
親が良かれと思って色々と与えたとしても
それが子供の本当に求めるもので
なかったとしたら
残念ながらそれは一方的なものであって
心のエネルギーとしては
結びつかないと言えます。
つづきます
今、失敗して落ち込んでいるあなたへ(欠点は宝になる)
私は昔から何においても不器用でした。
運動は全くできず、手先は不器用で、字はいまだに上手に書けない。
対人関係も苦手で小さい頃はいじめられていました。
勉強は頑張れば人並み程度にはできたものの、HSP気質で緊張が強いせいか、アルバイト先では失敗ばかり。本当に20代前半くらいまでは、劣等感の塊でした。そして子育てしても失敗だらけ、、。何度消えたいと思ったことか。
今となっては、だいぶそんな自分を受け入れられるようになりましたが、、
こんな失敗だらけの私ですが、最近「失敗だらけだった自分でよかった」と心から思える機会が増えてきたのです。
一体どういう事が良かったというと、それは
他人の失敗に腹が立たない
という事です。
歳を重ねるにつれて、自分よりも若い人(もしくは年配の方)が失敗したりしても、常に若かりし頃の自分を照らし合わせて
「あの頃の私より全然マシ」と心から思えるため、まったく腹が立たないのです。
今まで、このことを大して特別視していませんでしたが、よくよく考えると、すごいラッキーなことなのではないかと思うようになったのです。
余計なことでイライラして心を乱すことが比較的少ないということは、とても快適なことです。
過去の失敗にまみれた自分が、まさか今の自分の心の器を知らないうちに大きくしてくれていたなんて。
何が自分に役立つか、本当にわからないなと思います。
なので、もしいま失敗を重ねて押し潰されそうになっている方がいらっしゃったら
私は断言します。
その失敗はいつか何らかの形で、あなたのかけがえのない宝物になるはずです。それはどんな形の宝物かわかりませんが、必ずあなたが「こんな自分でよかった」と思えるようなものになるはずです。
だから今苦しくても、どうか後ろ向きにならないでくださいね。応援しています。
#失敗#悩み#人生
子供の発達障害、多すぎないか
地方自治体の保健センターにて、心理士として働き続け7年ほどの歳月が経ちました。
仕事では主に、お母さんとそのお子さんに関わり、育児や発達の悩みなどといった相談を受けることが多いです。
その中でも特に多い相談が「この子は発達障害なのではないか?」という趣旨のものです。
もしくは、親御さんは子供の様子としては、いままで気にした事なかったが、
幼稚園や保育園で「子供さんの発達のことで気になるから健康センターで相談を受けてみてはどうか?」と指摘されて、相談にくるというケースも多いです。
発達障害を疑えば、早いうちに診断を受け、療育を受けさせることで、障害の程度によっては幼稚園などの集団生活の中での困りごとが軽減されるということは、確かに期待されることで、私もそのためであれば、適切な支援に繋げてあげたいという思いで、相談に携わっているのですが、数年前から、というか働き始めた時からなのですが、仕事を行う中である違和感と危惧を感じ始めたのです。
それは、発達障害疑いの子供の数が多すぎるということです。
ひどい時には、とある保育所の学級の中で約3割の子供たちが「発達障害なのでは」と疑われているケースもありました。
発達障害と疑われている子供の問題行動は多種多様ですが、集団活動が求められる年齢になってくると、特に問題になっているケースとしては「ひどく乱暴であり、落ち着きがない」「友達とトラブルを起こし困っている」というようなものがあげられます。
それらの問題行動に関して「環境を整える」「刺激を減らす」「目で見てわかるような指示の仕方を出す」といったような、発達障害の子に対する療育マニュアルのようなアドバイスをすることで、実際に発達障害の特性を持つ一部の子に関しては問題行動に改善が見られるのですが、全く効果が見られない子も多く、、、それでもなお「発達障害なのではないか」という視点のみでその子を捉えようとする、
最近非常にこういうケースが多いのです。
確かにその問題行動を起こす子は、グレーゾン的な特性を持ったお子さんである事が多いのは確かです。しかし、こういった問題行動を繰り返し起こし、尚且つ行動に改善が見られない子供達に対して、単に「療育指導マニュアル」どおりに関わろうとすることは、経験上正直あまり効果がないように思うのです。
じゃあ一体何が問題なのか、、
とても言いにくのですが、やはり愛着障害がベースの問題にある子供の数が増えてきていることの表れであると、個人的には思っております。
かつては子供の障害は「母原病」だなんてとんでもないことを主張する専門家がいたこともあるせいか、母子支援の仕事の中では「お母さんのせではありあせん」ということを強調し、どこか保護者の養育態度を指摘することはよくないという、暗黙の了解があるのです。
私も相談の中で「あなたの育て方が」だなんて口が裂けても言えませんし、自分もいくら子育てが下手であったにしても、そんなふうに他人から言われたくありません。
事実、今のお母さん方は昔よりも働く率も高くなっており、子育てで気軽に人に頼ることも難しく、育児の困難さがあまりにも大きいのです。
育児と仕事の両立、仕事をしてないにしても、あまりにも負担の大きいことを毎日頑張っている。中には閉塞感もある方もいるだろうし、苦しんでいる方もいっぱいいると思います。本当に毎日尊いことをされていると思います。
だから愛着の問題が子供たちのベースにある可能性はあるということで、安易に親御さんを非難したいということでは決してありません、
ただ、知って欲しいことは、親御さんが頑張っていてもどんなに子供を愛していても、それが何らかの状況によって、うまく子供に伝わらない結果、問題行動につながってしまうこともあるということなんです。
もし子供さんが、癇癪が強く乱暴で皆を困らせる行動を取っていたり
こだわりが強い、コミュニケーションが取りにくいと、幼稚園から指摘されたら、
発達障害を疑う前に、まずその行動の奥に何があるかを考えて、今までと違った関わり方や、対処の仕方を考えていくことが必要なのではないかと思います。
そのことによって問題行動が軽減したり、大きな変化が起こる可能性もあるのです。実際にそういう子を何人も見てきました。
このブログでは、発達障害の診断を急ぐ前に、ぜひ試して頂きたい、対処法などについて今後具体例をあげて綴っていきたいと思っております。
子供さんの問題行動で困っている方の力になれたら幸いです。よろしくお願いします。
親子ともに穏やかなメンタルを保てる意外な方法(食事編)
前回は
「親御さんが上機嫌であることがとても大切」
という趣旨のことを書かせてもらいました。
上機嫌が難しいならば
少なくとも穏やかなマインドを保つ事を
心がけるだけでも
大きく違ってくるのではないかと思います。
私自身、子供を1人2人と出産し育てる中
あまりにも必死すぎて
心を穏やかに保つなんにて
物理的にも時間的にも無理だと思い
余計にイライラしたり怒ったり、、
を繰り返していました(^_^;)
そんな中、あることに気づいたんです。
物理的にも、時間的にも難しければ
「日々欠かせない行動をなるべく
心が穏やかになれるものに変えたらどうか」と
「???(^_^;)どう言うこと?」
ですよね。
要はまず日々に欠かせない行動
すなわち
食生活を変えてみたのです。
食生活を変える前
我が家は朝食として
パンをしょっちゅう食べていたのです。
パンとチーズとスープと野菜ジュース
子供が喜ぶからと、よく食べさせていました。
そして主に子供が喜ぶからと洋食がメイン
その頃の子供たちは肌をしょっちゅう痒がり
便秘で泣く、風邪をひきやすく、イライラする
ただでさえ、子育ては大変なのに
それらのものがしょっちゅう重なると
母の私は泣きたいくらい疲れ果てていました。
どうにかこの状況を打破したいと思って
色々と勉強しようとしていた際
「心身の健康に腸内環境が大きく関わる」
と言うキーワードに出会いました。
もしかしたら、腸内環境を良くすることで
今の状況が良くなるかもしれないと思い
腸にいいもの悪いものを徹底的に調べました。
その結果
1、なるべくパン食をやめて
(パンの添加物や小麦のグリホサートにより
腸内環境が荒れるため)
2、発酵食品を多く取り入れた
和食中心にしていくことが大切で
加えて情緒不安定=血糖値の乱降下であるため
砂糖を取りすぎないことに着目しました。
最近当たり前のように言われていることですよね。
しかし当時の私は実践したことがなかったので
そのことでどこまで心身にいい影響があるか
知る由もなく、半信半疑の状態でしたw
しかも、うちの子たちはかなりの偏食😱
絶対に納豆とか食べてくれない予感、、
「でも今の状況が続くのはもう嫌だ!」と思い
何とか腸にいい食事を最低限食べさせようとし
た結果
1、毎朝のパン食とジュースをやめて
ごはんと味噌汁だけはなんとか食べさせる
2、毎食(朝、夕)に味噌汁
(具材の野菜が嫌なら海藻を多く取り入れる)
3、お菓子は心の栄養でもあると思うので
禁止はしないけど、1日1回と約束し
量を必ず決めて食べさせる
というちょっとした変化を
ルーティンに取り入れてみることにしました。
その結果
子供たちは本当に風邪をひきにくくなり
病院にいく回数も減り
意味不明にイライラすることも
少なくなったのです。
そして何よりも
私自身が、心が本当に穏やかになり
怒る回数が減ったというか
イライラする回数が減ったのです。
食の力はすごい
物理的にも、時間的にも
大変なことは変わっていないにも関わらず
その現実と向き合う自分に随分心の余裕が
できるようになったため、同じ状況でも
以前のような大変さを感じることが
少なくなるなど、嬉しい変化が
たくさんありました。
なので
もし以前の私と似たような状況の方が
いらっしゃったら、食事を変えてみることも
一つの方法になるかもしれないので
お勧めします。
些細なことかもしれませんが
その効果の大きさに
きっと驚かれると思います。
親業は本当に偉大です。
少しでも多くの世の親御さんが
幸せでありますように
今日もおつかれ様です
育児が今辛い方へ
みなさん、日々の子育て本当にお疲れ様です。
特に子供が小さいと、毎日毎日目まぐるしいですよね。
私も二人の子供の育児の真っ最中ですが、本当に毎日慌ただしくて
大変さを感じることがおおいです。
時には「なんの修行だろう」とただただ苦痛でしかなく、
子供たちのテンションに気持ちが追いつかないことも多いです( ;∀;)
そして気持ちに余裕がなくて、ついついイライラして怒ってしまったり、、、
心理士の仕事をしているのにそんなことあるの!?って思われるかもしれませんが
めちゃくちゃあります。
おまけにHSP気質でもあるので余計に色んなことにストレスを感じます^^;
心理士になったら、心も人としての度量も少しは大きくなるかなと思っていましたが、たいして変わりませんでした笑。
あえて言うならば、ダメな自分を以前より許せるようになったと言うくらいでしょうか笑
かなり脇道にそれましたが、自分の育児を振り返ってみたときに
割と順調に行く時期に共通点があることに気付きました。
ある事を特に意識して育児をしていた時期は、比較的子供も穏やかで
兄弟仲良く、楽しく、私自身もイライラすることも比較的少なくて
とっても快適だったのです。
何だと思います?
それは、、
「自分を上機嫌にすることに徹した時」です
子供と遊ばなくちゃ、子供のために色々しなきゃ、、と言う思いで
がんじがらめになる時ほど、これを意識するとなぜかうまくいくのです。
これが「共振」と言う事なのかもしれません。
「ある特定の周波数を発信すると周囲もその周波数になっていく」と言う考え方は
こういったやり方にも応用できるんだなと、常々感心しているところです。
なので、今育児で悩んでいたり、苦しんでいたりする方が、いらっしゃったら
心理的に少しだけ子育てから離れてみて
自分の機嫌を上向きにすることにエネルギーを注いでみる事をお勧めします。
それはイコール「自分と周りの人を大切にすること」に繋がるから
そして、そんな親の姿をみた子供にとっては
「自分の機嫌は自分でよくできる」と言うことを学ぶ、いい機会にもなると思うんです。
今日もあなたは本当に頑張っていていて
素晴らしいです。
本当に心からお疲れ様です。